平湯温泉を代表する規模の『ひらゆの森』
宿泊も可能なで、奥飛騨温泉郷の玄関口と言ってよい立地にあり、立ち寄りやすさも抜群の温泉施設だ。
ひらゆの森へのアクセス
ひらゆの森は奥飛騨温泉郷の中にある。奥飛騨温泉郷は平湯温泉、福地温泉、新平湯温泉、栃尾温泉、新穂高温泉の総称である。
国道158号線で訪れた場合、一番最初に現れるのが平湯温泉であり、その中でも一番手前に位置し規模も大きいのがこちらの『ひらゆの森』だ。
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高山市の中心地から国道158号線を車で50分、反対側の松本市の中心地からも車で80分ほどで訪れることが出来、イメージほどは訪れにくさは無かった。それぞれの旅のプランに上手く組み込みたい。
ひらゆの森の設備
駐車場は広々としており、宿泊施設を備えた建屋は立派なもので、外観は鄙びた温泉というよりはスーパー銭湯のような佇まいだ。
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中に入るとには築300年の古民家を解体した木材が使われていて、飛騨地方と聞いてイメージする通りの雰囲気がある。ロビーには太い梁がめぐらされ、いかにもという雰囲気を漂わせており、非日常を感じられるであろう。
喫茶処やお土産処も充実しており、風呂上りも楽しめる。
何よりこちらの施設のメインは温泉だ。
レトロ感があり雰囲気を感じる内湯も良いが、男湯側に7つ、女湯側に9つもの露天風呂がクライマックスだ。豊かな自然に包まれながら堪能する温泉は最高に気持ちが良い。泉質や温度などが少しずつ異なるため、自分のお気に入りを探すのも一興である。
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ひらゆの森の泉質
泉質は含硫黄-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉・塩化物泉である。北アルプスを挟んで反対側に位置する白骨温泉ほどではないが、やや青みがかって白濁した色あいだ。露天風呂の中にはやや茶色の湯があった。源泉が複数あるためか、経時変化のためであろうか。
源泉が67.7℃と高温であるため谷水を利用して加水されるものの、すべてが掛け流しで注がれる。浴感は優しく包み込まれるようで、大変すばらしい。
また、このような素晴らしい温泉をリーズナブルな価格で楽しめるのは、温泉好きならずとも嬉しいところだ。
私の評価 | |
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住所 | 〒506-1433 岐阜県高山市奥飛騨温泉郷平湯763−1 |
泉質 | 含硫黄-ナトリウム・カルシウム・マグネシウム-炭酸水素塩泉・塩化物泉 |
営業時間(日帰り入浴) | 10時~21時 |
定休日 | 不定休 |
料金 | 大人600円 小人400円 |
入浴施設 | 内湯男女各1、露天風呂男7女9、食事処、お土産処、休憩所など |
浴室備品 | ボディソープ、リンスインシャンプー、ドライヤー、ロッカーなど |
最終訪問日 | 2018年5月 |