玉川温泉と言えばこちらよりも秋田県の玉川温泉を思い浮かべる人が多いのではないだろうか。
実際、インターネットで『玉川温泉』と検索してみると秋田県の玉川温泉が上位に表示される。
しかし、こちらの玉川温泉も侮るなかれ。浴槽から溢れる温泉の量は一浴の価値がある。
一度訪れれば記憶に残ること必至の温泉なのだ。
玉川温泉へのアクセス
玉川温泉は、甲府盆地、甲斐市ののどかな田園風景が広がるエリア、田んぼの真ん中に位置する。
中央道の甲府昭和ICからほど近い。
山梨県と言えば温泉は有名ではあるが私が訪れたのはこの時が初めてで、全く土地勘の無い状態であった。
周辺に目標物が無く、訪れた際にはカーナビがピンポイントで案内してくれなかったため少々道に迷ってしまった。。
玉川温泉の施設
訪れてみると外観は一見何の変哲もない銭湯施設に見える。(失礼!)
ところが、フロントで料金を払い、脱衣場から浴室に入ると評価は一変すること間違いなし。
内湯のみで2つの浴槽がある。
2つの浴槽は大小あり、大きい方は湯温が温めで5~6人で入れる程度。小さい方は適温で2~3人程度が入れる大きさだ。
かけ流しのオーバーフローの量が圧倒的で、床一面が温泉で覆われるほどなのだ。
床で寝湯も出来そうな勢いである。
私が今まで見てきた温泉の中でも、間違いなくトップクラス。
その様は洪水のようである。
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玉川温泉の泉質
源泉は敷地内から湧き出しているということ。
泉質は「ナトリウムー塩化物・炭酸水素泉」。
大きい浴槽は透明で薄茶色。小さい浴槽は白っぽい。
恐らく湯のコンディションが異なるせいであろう。
源泉投入口近くではうっすらと細かな泡付きも確認することが出来た。
金気臭が感じられ、温泉を少し口に含んだところ鉄味がした。
どうしてもビジュアルに目が向きがちな温泉ではあるが、柔らかな浴感が非常に優しく癒される。
最高に気持ちが良い。
豪快に溢れまくる様を見ていると、自然のパワーを感じざるを得ない。
温泉好きの方に限らず、是非とも一度足を運んでいただきたい温泉だ。
私の評価 | |
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住所 | 〒400-0116 山梨県甲斐市玉川1038 |
泉質 | ナトリウムー塩化物・炭酸水素塩泉 |
営業時間 | 10時~21時 |
定休日 | 月曜日 |
料金 | 大人500円 小学生300円 小学生未満200円 |
入浴施設 | 内湯男女各1 |
浴室備品 | 固形石鹸のみ。ロッカー |
最終訪問 | 2018年5月 |